PayPayで自動車税を納付するとポイント還元でお得に!

毎年4月1日時点で自動車を所有していると自動車税(軽自動車税)がかかります。

毎年5月に納税通知書が自宅に届き、原則5月31日までに納付をしなければなりません。

これまで納付方法は、

  • 納付書による現金払い(金融機関、コンビニなど)
  • ペイジー(金融機関のATM、インターネットバンキングなど)
  • クレジットカード

といった方法だけでしたが、最近はスマホ決済による納付に対応する自治体が増えてきました。

今回は、スマホ決済「PayPay」で自動車税(軽自動車税)を納付してポイント還元を受ける方法を解説します。

自動車税は、クレジットカードで支払うこともできますが、決済手数料300円がかかったり、納税証明書の発行に時間がかかるデメリットがあります。

そのため、自動車税を納付するなら決済手数料がかからないPayPayがオススメです。

PayPayとは

まずは、PayPayについておさらいしていきましょう。

PayPayとは、ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社により設立された「PayPay株式会社」が提供する利用料無料のスマホ決済サービスです。

スマホ決済サービスとは、会計をするときにお財布の代わりにスマートフォンを利用して支払いをする方法を言います。

請求書払いができる

PayPayが利用できるのは、店舗やネットショッピングだけではありません。

PayPay請求書払いを活用することにより「公共料金」「税金」「電気」「ガス」「水道」などの支払いが可能です。

自動車税(軽自動車税)は、東京都、大阪府、愛知県、神奈川県、静岡県など、多くの自治体で対応しています。

ただし、市区町村によっては対応していないこともあります。

あとで「PayPayで自動車税のバーコードが読み取れない!」という事態にならないために『PayPayが使えるお店 / サービス』で対応状況を確認しましょう。

PayPay請求書払いのポイント還元率は最大1.5%超

PayPay請求書払いをするメリットは、ポイント還元です。

自動車税の納付に対しては、最大1.5%還元となります。

ただし、支払い方法や利用場所によって還元率が変わってくるので注意が必要です。

PayPayの基本還元率一覧表
PayPay加盟店
請求書払いサービス
Yahoo! JAPANの対象サービス
基本付与分 0.5% 1%
カウント期間ご利用 +0.5%
(100円以上の決済回数50回以上達成)
+0.5%
(利用金額10万円以上達成)
適用期間の付与率 最大1.5% 最大2%
付与上限/月 7,500円相当/回・15,000円相当/期間
※PayPay利用特典、特定サービス利用特典、請求書払い利用特典の合算
PayPay請求書払いで1.5%還元を受けるには、

  • 100円以上の決済回数50回以上達成
  • 利用金額10万円以上達成

という2つの条件を満たさなければなりません。

正直、かなりハードルの高い条件となっているため、還元率は0.5%と思っておいたほうが良いでしょう。

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは還元率アップ

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーであれば、還元率をアップさせることも可能です。

還元率アップの方法は、

  • ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い

です。

「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」とは、PayPay残高にチャージした金額をソフトバンク・ワイモバイルの携帯電話利用料金と合算できる支払い方法を言います。

例を表にまとめると次のとおりです。

ソフトバンク携帯電話料金 7,000円
ソフトバンクまとめて支払い 3,000円
合計 1万円
ソフトバンクの携帯電話利用料金に「ソフトバンクまとめて支払い」も含まれて請求されるということですね。

ポイントの2重取りができる

ここで肝になるのがソフトバンク・ワイモバイルの携帯電話料金は、クレジットカードで支払えるという点です。

つまり、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用すことで「クレジットカード」「PayPay」のポイントの2重取りができます。

PayPay請求書払いで自動車税の納付をした場合は、

  • PayPay残高:0.5~1.5%還元
  • ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い:1%還元(携帯電話料金を楽天カードで決済している場合)

の2重取りにより合計1.5~2.5%で支払いができます。

PayPay請求書払いでポイント還元を受ける方法

PayPay請求書払いをする方法を見ていきましょう。

まずは、あらかじめPayPay残高にチャージをしておきます。

PayPay残高払いとは?お得なチャージ方法も解説

※PayPay請求書払いは、PayPay残高からのみ支払うことが可能です。クレジットカード経由では支払えないので注意しましょう。

続いて、PayPayアプリを起動してから「スキャン」をタップします。

スマートフォンのカメラが起動するので自動車税の納付書に記載されているバーコードを読み取ります。

出典:三重県「スマートフォン決済アプリを利用した自動車税種別割の納付について」

あとは、支払金額を確認してから「支払う」をタップすれば、自動車税の納付は完了です。

ネット上の声

実際、PayPay請求書払いにより自動車税の納付をした声を紹介します。

PayPayで自動車税を支払ったらどのくらいお得?

先ほどお伝えしたとおり、PayPayで自動車税を支払った場合は、0.5~1.5%還元を受けられます。

ここからは、自動車税・軽自動車税の税額ごとにPayPayの還元率を紹介します。

自動車税・軽自動車税の税額ごとのPayPay還元率一覧表
用途区分 総排気量 新車登録時期別の税額
2019年9月30日以前 2019年10月1日以降
自家用乗用車 1リットル以下 29,500円
(147〜442円相当)
25,000円
(125〜375円相当)
1リットル超
1.5リットル以下
34,500円
(172〜517円相当)
30,500円
(152〜457円相当)
1.5リットル超
2.0リットル以下
39,500円
(197〜592円相当)
36,000円
(180〜540円相当)
2.0リットル超
2.5リットル以下
45,000円
(225〜675円相当)
43,500円
(217〜652円相当)
2.5リットル超
3.0リットル以下
51,000円
(255〜765円相当)
50,000円
(250〜750円相当)
3.0リットル超
3.5リットル以下
58,000円
(290〜870円相当)
57,000円
(285〜855円相当)
3.5リットル超
4.0リットル以下
66,500円
(332〜997円相当)
65,500円
(327〜982円相当)
4.0リットル超
4.5リットル以下
76,500円
(382〜1,147円相当)
75,500円
(377〜1,132円相当)
4.5リットル超
6.0リットル以下
88,000円
(440〜1,320円相当)
87,000円
(435〜1,305円相当)
6.0リットル超 111,000円
(555〜1,665円相当)
110,000円
(550〜1,650円相当)
自家用乗用軽自動車 一律 10,800円
(54〜162円相当)
10,800円
(54〜162円相当)

※()がPayPayの還元率0.5~1.5%となります。

自動車の排気量が6リットル超えであれば、最大1,665円がキャッシュバックされるということですね。

また、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーであれば、さらにお得にすることも可能です。

最後に

PayPay請求書払いにより自動車税(軽自動車税)を支払うことが可能です。

これにより

  • 自宅にいながら納付できる
  • ポイント還元により実質税金の負担が減る

といったメリットがあります。

まずは、お住まいの自治体がPayPay決済に対応しているのか確認してからお得に納付しましょう。

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