ソフトバンクグループが提供するスマホ決済サービス「PayPay」には、
- PayPay残高払い
- クレジットカード払い
- PayPayあと払い(一括のみ)
という3つの支払い方法が用意されています。
この中でいざというときのために知っておきたいのが、PayPayあと払いです。
なぜなら、PayPay残高が不足していてもチャージ不要で買い物ができるにからです。
この記事では、PayPayあと払いの対象者、手数料、審査に落ちたときの対処法などについて解説します。
目次
PayPayあと払いとは
まずは、PayPayあと払いについておさらいしましょう。
PayPayあと払いとは、先にPayPay決済をして商品を受け取り、代金は翌月などにまとめて支払う方法です。
対象者
2020年4月15日(水)より一部の利用者に向けて提供が開始されました。
対象者には、PayPayアプリのトップに「あと払い」のアイコンが表示され、そこから利用申込みが可能です。(PayPayアプリを2.26.0以降の最新バージョンにアップデートする必要あり。)
PayPayあと払いのアイコンがない場合は、PayPayアプリをアップデートすることで表示される可能性があります。
審査
PayPayあと払いの利用には、審査が必要となります。
18歳以上(高校生除く)の他、PayPay独自の審査基準が設けられており、詳しい条件は開示されていません。
手数料
PayPayあと払いで決済した場合、精算時に300円(税込)/月の手数料が発生します。
※2020年4月15日(水)〜2020年7月31日(金)の期間限定で「PayPayあと払い(一括のみ)清算手数料が無料」キャンペーンが実施されています。
還元率
PayPayあと払いをした場合は、基本還元率0.5~1.5%を受けることが可能です。
PayPay加盟店 | |
---|---|
基本付与分 | 0.5% |
カウント期間ご利用 | +0.5% (100円以上の決済回数50回以上達成) |
+0.5% (利用金額10万円以上達成) |
|
適用期間の付与率 | 最大1.5% |
付与上限/月 | 7,500円相当/回・15,000円相当/期間 ※PayPay利用特典、特定サービス利用特典、請求書払い利用特典の合算 |
PayPayあと払いの審査に落ちた場合の対処法
PayPayあと払いの審査に通過しなかった場合は、利用することができません。
そんなときは、次の方法を用いることで実質的なあと払いが可能となります。
クレジットカードで後払い
PayPayでは、クレジットカードを登録して決済することが可能です。
この場合、PayPayで支払った代金は、クレジットカードの締め日・支払日に基づいて一緒に支払うことになります。
なお、PayPayでは、
- VISA
- MasterCard
- JCB(ヤフーカード)
に対応しています。
ただし、PayPay支払いでクレジットカードを利用した場合は、通常の還元率1.5%を受けることができないデメリットがあります。
ヤフーカードで後払い
PayPayでは、ヤフーカードを利用してPayPay残高にチャージすることが可能です。
先ほど同様、PayPay残高にチャージした金額は、ヤフーカードの締め日・支払日に基づいて一緒に支払うことになります。
還元率1.5%
ヤフーカードでPayPay残高にチャージした後に買い物をすれば、1.5%還元を受けることが可能です。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いで後払い
PayPayでは、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用してPayPay残高にチャージすることが可能です。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いとは、PayPay残高にチャージした金額をソフトバンク・ワイモバイルの携帯電話利用料金と合算できる支払い方法を言います。
例を表にまとめると次のとおりです。
ソフトバンク携帯電話料金 | 7,000円 |
---|---|
ソフトバンクまとめて支払い | 3,000円 |
合計 | 1万円 |
還元率2.5%超
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによりポイントの2重取りが可能です。
PayPay残高で商品を購入したときは、
- PayPay残高:還元率1.5%
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い:還元率1%(楽天カード)
の2重取りにより合計2.5%の還元率を実現できます。
Docomoやauユーザーは、PayPay残高にキャリア決済でチャージすることはできません。
まとめ
PayPayあと払いは、PayPayの残高が足りなくても買い物ができる便利なサービスです。
ただし、精算時には毎月300円(税込)の手数料が発生するデメリットもあります。
そのため、実質的なあと払いができる
- クレジットカード
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
から優先的に利用することをオススメします。
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